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童話「スギ森とチョロ」第十二話

おはようございます。
新聞連載 挿話Vol.190「童話の小道」
「スギ森とチョロ」終盤に入りました。第十二話です。(全十六話)

〜第一話の掲載時の紹介文より〜
この童話は、実話を元に、主人公チョロに思いを託し、22年前に書いた童話です。創作和太鼓駒の会でリーダーをしていた頃、会員である若い女の子のお母さんが、仕事中に急逝されました。悲しみの中、焼香に伺ったのですが、幼い妹が、多くの人が集まることに興奮し、まだその現実を把握できずに、はしゃいでいるようでもありました。その姿を前に、私は涙が止まらず、その会員であるお姉ちゃんに向けて、童話を書いたのです(当時私は28才で公務員をしておりました)。そうするしかなかった。何もできない私でも、彼女に心で寄り添いたかった。この童話は、創作和太鼓駒の会第7回定期演奏会にて「太鼓劇」として、『聲』という曲とともに上演されました。そのチョロ役の朗読と演奏を担ったのは、その女の子です。今回は演奏曲を紙面でお伝えすることはできませんが、童話として、22年の時を経て、この大切な物語と願いをご紹介させて頂きます。

みなさま、素敵な1日をお過ごしください。

童話「スギ森とチョロ」第12話.jpg
    大崎タイムス(2018.8.11)掲載より

佐藤三昭のホームページです(様々紹介しています)↓
      https://sansho6.wixsite.com/mitsuaki





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