「君の想いか」：風の便り「挿話〜ことばの先に〜」佐藤三昭・感情日記：SSブログ

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「君の想いか」 [編集]

おはようございます。
新聞連載詩Vol.169　挿話「あの日の小窓」
　　少し前の　過ぎた時を　振り返る！
　　　（自身の白黒写真とともに）
　　　　大崎タイムス(2018.5.26)掲載より

「君の想いか」

幸せの　
知らせ伝える　糸水仙
おねがいだから　ひとりずつ言って

入園の　
子らの集まる　遊戯室
さくら笑いて　燥ぐ声あり　

下を向き　
なでしこ色に　染めし頬
君の想いか　寒緋の桜

つぼみより　
あまいかおりを　ただよわす
ひらくはなめも　またもものいろ

新聞連載「挿話」も来月から１７０回に入ります。これまでの第１回から１６９回までは、詩を中心に掲載してまいりましたが、本日の紙面をもって「あの日の小窓」を終了し、新たに「童話の小道」として童話の連載（週二回になります）に変更致します。書き溜めた十数作品を載せてまいります。後日、新聞ご購読のみなさまには、紙面（大崎タイムス社）でのお知らせがあるかと存じます。引き続き、お付き合いくださいますよう、よろしくお願い致します。